トップ１％脳の人の朝時間の使い方

はじめに

情報の処理は脳の海馬によって行われますが、それが行われるのは 寝ている間です。 そのため、朝は最も脳が活性化する時間帯だと言われています。 ウォーレン・バフェット、ビル・ゲイツ、柳井正さんなど、年収が高 い人の朝の活動が活発だということは、みなさんもよくご存知なの ではないでしょうか。 朝時間を活かすための前提として、最低 6 時間の睡眠時間は確保し たいところです。 諸説ありますが、現在脳科学的にも 6 時間は寝た方が良いと言われ ていますし、睡眠時間を削って長時間仕事をするより、ぐっすり寝て 効率良く仕事をする方がパフォーマンスが上がるとも言われていま す。 その上で、「トップ 1％脳の人の朝時間の使い方」を学んでいたればと思います。

トップ１％脳の人の朝時間の使い方

１．その日のタスクとスケジューリングを書き出す これは、可能なら前日の夜に行っても構いません。 とにかく仕事に取り掛かる前に済ませておくことが大事です。 目的もなく動き出すことは、脳科学的にも非常に無駄が生じます。 まずは今日何をするべきなのか、そしていつまでにどれぐらいの時 間をかけてやるのかをしっかりと書き出してください。

最初は上手くできなかったり、続かない方もいると思います。 そういう方は、各タスクにかかる時間を普段から計測するようにし てください。 例えば、お子さんのお弁当にかかる時間を計り、それをもとにスケ ジュールを立てるのです。 そうすると無理のないスケジュールになります。 タスクやスケジューリングが続かない原因の 1 つが、理想論で立て てしまい実際に達成できないということです。 脳は、何回か失敗するとその失敗を恐れて行動自体を止めてしまう ようにできています。 多くの人が物事を継続できないのはこれが原因です。 上手くいかない人は試してみてください。

２．瞑想をする

昨今「マインドフルネス」という名前で英語圏でも流行っていま すが、元々瞑想というのは東洋で非常に長い歴史のある慣習で す。 ものによっては独特のポーズがあったり、様々な流派があるよう ですが、あまり難しく考える必要はありません。 ただ目を閉じて、静かに呼吸をするだけでも大丈夫です。 1 つ大事な点は、「考えない」ことです。 考えてしまうと感情が置き去りになることがあるので、考えずに ポンポンと頭に浮かんだものだけに注目しましょう。